Interview

インタビュー【関口 和弘】

総務課
人事厚生係

コミュニケーションを大切に、みんなの頼れる相談役
2003年入社
本社総務部
総務課 人事厚生係
関口 和弘
関口 和弘

現在担当している業務は

社員の採用に始まり、配置、異動、教育訓練、給与計算、昇進、昇給、退職に至るまで、主に人事・労務に関する事務を担当しています。

社員の採用時には、募集、面接の準備から入社に至る諸手続きや入社後の教育訓練を行います。また、配置・異動については、異動するまでの準備、辞令作成などの事務手続き、転居を伴う配置換えの場合には、社宅の選定から契約、引越しなど配置換えが円滑に進むようにサポートする仕事を行います。

昇進、昇給においては、会社のルールに則り全社員の定期昇給や昇進を行います。退職する際には、退職金の計算から退職時の諸手続きを行います。

給与については、毎月の支払業務、賞与の計算、源泉徴収事務、住民税や社会保険に関すること、また税務署、労働基準監督署、各自治体など官公庁への提出書類の作成など様々な事務業務を行っています。

また、当社では教育訓練の一環として、社員のスキルアップをバックアップする制度を設けて社員の資格取得を推進しており、その事務手続きや管理も行っています。

その他、永年勤続賞や模範賞などの社員や部署の表彰も担当しています。

総務部の仕事は、社員の皆さんが円滑に滞りなく業務に専念できるよう、陰で支える「縁の下の力持ち」だと思って日々業務に向き合っております。

JRAファシリティーズを就職先として選んだ理由は

もともと学生時代から競馬が好きで、競馬に関する仕事がしたいと思ったのがきっかけで競馬業界の仕事を中心に就職先を探しました。

当時は、具体的にやりたいことをイメージすることができず、ただ漠然と競馬に携わりたいという曖昧な動機で就職活動をしていました。競馬関係の仕事を探す中で、競馬への関わり方でも、予想紙の記者や競馬関係のメディアなど競馬を周囲で盛り上げる仕事もあれば、競馬を運営する施行者、あるいは実際の競馬をする騎手や厩務員、生産牧場などの仕事もあり、競馬への知識も深まってきました。

その中から、馬に乗ったこともない大学生という立場から現実的に近道であること、そして何より競馬を運営する側に立って多くの方を魅了する競馬を作る一翼を担いたいという理由から、JRAファシリティーズに入社しました。

JRAファシリティーズの魅力は

JRAファシリティーズは、日本中央競馬会(JRA)の関連企業4社が平成19年に合併して誕生しました。そのため、担当している業務も多岐にわたっています。

競馬場やウインズの建築設計から、建物の電気・設備、環境衛生管理、ファンエリアの清掃、さらには競走馬が走る芝コースやダートコースの管理まで、競馬の舞台となる施設を多方面から支えている会社です。

その他、競走馬の飼糧・敷料、薬品・サプリメントなどの輸入・販売からレーシングプログラム、馬名入りゼッケンの作成などあらゆる面から競馬に関わっています。

そのため、一つの視点だけでなく多方向から競馬を観ることができる競馬業界の中でも数少ない会社であり、それが当社の魅力だと思います。

これまでに経験した仕事は?

入社1年目で札幌競馬場へ配属となり、主に競馬開催日の競馬場の清掃業務を担当しました。

その後、入社4年目で本社営業部にてレーシングプログラムの作成業務を担当し、入社8年目で中山競馬場へ異動しました。

入社11年目から総務部に異動となり現在に至ります。

これまでに印象深かったことは

レーシングプログラムの作成担当になった1年目に、ダービー当日の特別版レープロに1ページ分のダービー特集記事を作成したことです。レーシングプログラムはJRAの公式の印刷物ですので絶対に間違いは許されません。データや事実関係に間違いがないか何度も何度もチェックして、製本されてからもずっと不安だったのをよく覚えています。

ダービー当日には納品確認のため東京競馬場に行きました。

開場と同時に多くのお客様がレーシングプログラムを手に取るのを見て、大変な仕事をしたんだと気持ちが高揚し、大きな達成感を感じたことを懐かしく思い出します。

将来の目標や夢は

現在の目標は、社員が頼れる総務部を作ることです。

現在の部署では、年金、健康保険や労働保険、アルバイトの雇用に関することなど、社員から質問を受ける事があります。

自分が担当している業務にも関わらず、即答できず時間をかけて回答することがほとんどです。

迅速な対応と適切な判断ができるようになるため、もっと勉強して知識を深めていきたいと思います。

就職活動中の皆さんへのメッセージ

私は学生のときに、漠然と競馬に関わる仕事をしてみたいと思い、競馬に関係する会社を中心に就職先を探しており、他の分野についてはあまり手を伸ばさず就職活動をしておりました。

結果的に運よく競馬に関係する仕事につくことができましたが、現在は競馬と離れた総務の仕事を担当し、学生のときに全く視野に入れていなかった分野にやりがいと魅力を感じています。

就職活動中の皆さんも今興味のあることだけでなく、視野を広げて様々な業種に触れてください。新しい興味や発見に出会えると思います。就職活動は厳しいものだと思いますが、自分を客観的に見つめ直し、新しいものを見つけられるチャンスでもあります。是非前向きに就職活動に取り組んでください。